ものづくりノート

仕事人、「のり」のブログへようこそ。グラフィックデザイナー、ハンドメイド洋服作家、初心者ウクレレの先生をやってます。

日比谷公会堂オープンデー

8月2日。日比谷公会堂が一般公開されました。
(写真は全て、クリックで拡大)

日比谷公会堂オープンデー00


情報源は、このチラシ。

日比谷公会堂チラシ

銀座の奥野ビルに立ち寄ったら、置いてあったのです。それもイベント当日に。

こりゃあ奥野ビルが、「こんなのがあるから、行ってらっしゃい」と、背中を押してくれたわけで。
となれば慌てて日比谷まで、レッツラ・ゴー。


日比谷公園は、秋の鉄道フェスティバルなどで何度も訪れていますが、
公会堂は全くのノーマークでした。

日比谷公会堂オープンデー01

昭和4年落成。
奇しくも、同潤会上野下アパートと同い年。


日比谷公会堂オープンデー02

エントランス。


日比谷公会堂オープンデー03

ホワイエ。


日比谷公会堂オープンデー04

客席へ続く廊下。


日比谷公会堂オープンデー05

1階客席。
ステージを囲む装飾が独特。
創設者のレリーフがあります。


日比谷公会堂オープンデー06

2階席からステージを臨む。
とんでもなく急な階段に設置された客席。
コケたら怪我しそうな、くらくら感です。
限られたスペースに、なるだけ多くの席を詰め込んだのでしょう。
この作りは、NHKホールとそっくりです。
(NHKホールが公会堂を真似した?)


日比谷公会堂オープンデー07

階段には時代が出ます。
角をアールにする処理は、この時代の建築ではよく見ます。
逆に今はやりませんな。手間とコストがかかるでしょう。


日比谷公会堂オープンデー08

この日は特別に、3階バルコニーも解放されました。
昔の音楽会の夜は、殿方やご婦人の社交場だったかもしれません。

駆け足になりましたが、良い物を見させてもらいました。
心の栄養です。
最後に、1階にあるアーカイブカフェで寛ぎましょう。

日比谷公会堂オープンデー09

ここは、月曜日を除く通年営業です。
蓄音機の音色の中に身を置けば、なんだか贅沢な気分♪
重厚でかつ、ゆったりと流れる時間は、歴史を経た空間でしか味わえない・・・。

銀座界隈での楽しみが、また増えました。
素敵なオアシスです。

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いわきノート

東日本大震災から、丸3年が経過しました。

3月11日。各々方、様々なことを考えながらこの日を過ごされたかと思います。
私は、この映画の完成披露上映会に参加しました。

いわきノート

いわきノート

筑波大学の学生と、アップリンクの共同制作作品。
福島、いわきの「今の声」を正面から、リアルに映し出します。
全国順次公開予定。
ぜひ、多くの方に。

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上野下アパート、いよいよ取り壊しへ

5月25日。
スラック・キー・ギターのレッスンの前に、つくばエクスプレス新御徒町駅を下車。
清砂通りを行き、通称「仏壇通り」と交差する稲荷町まで出る。
もちろん、同潤会上野下アパートの現状を確認するため。


上野下AP仮囲い01
(クリックで拡大画像)

5月中旬の予定通り、ついに仮囲いがされた。
いよいよ取り壊しの準備が始まった。

いつも見ていた馴染みの風景が、違和感を放ち出す。


上野下AP仮囲い02
(クリックで拡大画像)

1号館は、道路に面して建てられているので、囲われていない(というか、囲いようがない)。
取壊す際は、どのようにするのだろう。


上野下AP仮囲い04

あちこちの部屋の窓が開いていた。内部解体が始まっているらしい。
電気配線などの類から、取り外していると思われる。


上野下AP仮囲い03

工程表によれば、仮囲いは5月20日より設置された模様。
いずれ、樹木の伐採も始まるだろう。

約80年間をアパートと共に生きた銀杏の木。
枝を分けてもらい、挿し木すれば良かった、と、後になって思いついた。
遅いか? それとも、まだ間に合うか?

今までの私なら、解体されていく同潤会アパートを見るのが忍びなく、その場に近づくことはなかったが、上野下アパートにだけは違った思いがある。
時間の許す限り、見届けたいと思っている。

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最後の御奉仕、同潤会上野下アパートにて

みなさん、ゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしたか?
私は、同潤会上野下アパートの実測調査に参加していました。

実測調査にて 上野下01

4月24日に初登板して、飛び飛びで4日間お世話になりました。

このトーシローが、部屋の内部をひたすら測り、ひたすら図面を引く。
アパートがどんな風になっていたか、設計者が何を考えていたのか。
それを実際に体感しながら理解する。
とんでもなく素晴らしい経験です。

紹介してくれた同潤会繋がりのいしまるさんには、本当に感謝!


解体お知らせ 上野下02

いよいよ、この貼り紙が出てしまいました。

それにしても、何と言う不思議でしょう。
いつも思うことですが、上野下アパートが私を導いてくれます。
節目節目で、何かのきっかけを与えてくれる。
おかげで、不思議なご縁がたくさんあります。

先のNHKの取材もですが・・・ (-_-;)
(なんで私がいる時に撮影するかなぁ)


引越 上野下03

つい最近までは多くの世帯が住んでいたのに、次々と引越されて行きました。
訪れるたびに、寂しくなる・・・と、同時に。。。

ゴミの山が、増大!!!(泣)

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上野下アパート、来年5月に取り壊しへ

上野下AP解体
(クリックで拡大画像)

上野経済新聞より。

いよいよ具体的になってきた上野下アパートメントの取り壊し。

同潤会アパートメント群の中でも地味な存在で、一般的にはあまり注目されずに来たように思う上野下アパートメント。
おかげで私が潜り込んでも、住んでいる人と楽しい話ができたものだが・・・。

でも、それは10年くらい前の話ね。

今は話題に上ることも増えた。そうなれば、多くの建築好きが訪れるだろう。
人が増えれば、必然的に住民が神経をとがらすようになってくる。
いや、既にそうなっているらしい。

もう、彼らとの交流も難しいのかなあ。

あのころ、4階に住んでいた若者は、もう引越しただろうな。
2階に住んでいた女性は健在だろうか?
木場の材木問屋のお嬢様だったという、上品な言葉遣いのおばあさま。
あの言葉遣いは感動もので、自分も、ああなりたいと思ったよ。
当時80代だったから、うーん。
確かめるのが、怖い。

5年くらい前。
ウクレレのレッスンで2週に1度、キワヤに通っていた時は、必ずその前を通るようにしていた。
上野下アパートは、今日も元気だった
と、安心したものだ。

しかし、もう安心もできなくなるんだな。

しかも、最近はご無沙汰であるし。

跡に建つのは、まあ、どこにでもあるマンションだろう。
事業協力者に三菱レジデンスが加わるとあるから・・・想像はつく。

ま、つまり、TX研究学園駅前にあるようなのが、ドカンと建ち上がるわけよね。
14階建てとなると、周辺の風景が一変するなあ。

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